2001年6月10日他 2001年6月3日他 2001年5月15日他 2001年4月 

2001/07/28:町内会の子供ねぶた
 
夕飯を済ませてまもなく、遠くからねぶたのはやしが聞こえてきました。通りにでてみると町内会の子供ねぶたの運行でした。早速、デジカメを持ち出してねぶたを追いかけました。数年前に見たちょっとみすぼらしかったねぶた運行とはうってかわって、大人数の本格的なものでした。正式なねぶた運行は8月2日から8月7日まで青森市内の中心街を1時間半くらいにわたって練り歩きますが、子供会のものは町内を数日間運行されるものです。総勢で50〜60人くらいでしょうか、整然とした行列が続いていきます。昨今問題になっているねぶた本番に現れる「からすはねと」(黒い衣装を羽織っていることから「からす」と呼ばれる一団。中には観光客に花火を向けたり、酔っぱらってけんかを売ったりする人たちがいるそうで、毎年問題になっています。)とは無縁です。手作りのねぶた、顔を知った者同士の運行など、統率可能な範囲でのねぶた運行には「からすはねと」の入る隙間が元々ないのです。青森ねぶたと並び称される弘前ねぷたには、「からすはねと」が見られません。ねぷたの運行が祭りの原点である町内単位で行われているので、他人に迷惑をかけても何とも思わない「からすはねと」のような存在を許さないのです。祭りの原点を忘れ、観光客を呼び寄せるために必死と見て取れる青森ねぶたは、「からすはねと」に手痛いしっぺ返しを受けているように案内人には見えてしようがありません。

ねぶた-1

ねぶた-2
ねぶた-3

ねぶた-4

ねぶた-5


2001/07/08:ハナショウブの見ごろ
 
青森市の東部を流れる堤川沿いでは、一万株を越えるハナショウブが見ごろを迎えています。以前もお伝えしたように、今年の6月は肌寒く開花の遅れが心配されていましたが、6月後半からの暑さで花が咲きそろったようです。紫や白などのハナショウブが今を盛りと花をひろげています。河口に近いため、満潮時に海水が花壇を浸水して、育ちに悪影響を及ぼし、だんだん株の数が少なくなっているそうです。コンクリートで整備された土手に咲くハナショウブは、決して風流だとは言い切れないようです。そして、すぐそばに係留されている船の群れがまた、景観をぶちこわしにしているのは明らかです。

 

ハナショウブ-1

ハナショウブ-2

ハナショウブ-3

ハナショウブ-4
ハナショウブ-5

絵を描く少女

景観を壊す不法係留船


2001/07/01:冷たい初夏のアカシヤ
 
今年の青森の6月前半はかなり涼しくて、いつもだと独特のにおいを振りまくアカシヤ(正しくはニセアカシヤ?)が花をなかなか開いてくれませんでした。そのせいか、アカシヤの花に群がるミツバチたちの活動も鈍く、養蜂家の方々が困っていたとも聞きます。6月後半からはようやく暑くなり、ハチたちも飛び回ったようですが、すでに時遅しのようでした。アカシヤの蜂蜜は、比較的癖も少なく、食べやすいようです。
 

アカシヤ-1

アカシヤ-2

アカシヤ-3

アカシヤ-4


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